花のことわざ

花を使った、花にまつわることわざ

 
あ行
青は藍より出でて藍より青し
染められた青い色は、植物(ダテアオイ)から取った原料(藍)より青いため「元の物より優れている」意味らしい、特に「先生より教え子の方が優秀」の場合がふさわしいそうです。
赤い花は血の花、白い花は銭の花、ならば咲かせてみせます銭の花
一発当てて大金持ちになるか、一文なしになるか勝負に打って出る事
朝顔の花一時
朝顔の花は、朝咲いて、夕べにはしぼむ。栄華の短いのをいったことば。
薊(アザミ)の花も一盛り
外見いまいちの女性でも年頃になれば魅力的に見えてくる、とのこと。外見がトゲトゲのアザミ、花が咲かない時期は・・・でも繊細な花をつけ愛らしい時期もあることからのことわざ
いずれが菖蒲か杜若(かきつばた)
菖蒲(あやめ)と杜若(かきつばた)とは、よく似た花でどちらも美しい。どちらもよくて、選択に迷う例え
言わぬが花
はっきり言わない方が面白みがあってよいという意味
老い木に花
めったにないけれど、一旦弱ったものに再び勢いがつく事

か行

さ行

た行
立てばシャクヤク座ればボタン歩く姿はユリの花
立っている様子はあたかも芍薬の風情があり、すわった姿は牡丹の花のように華麗で、歩く様子は百合の花のように清楚な美しさである。という美人の形容
泥中の蓮
蓮の花は泥の中から咲くにも関わらず白くきれいな事から、汚れた環境の中にいてもその影響を受けることなく「けがれなさ」を保つ事を言うそうです。
十日の菊、六日の菖蒲
9月9日は菊の節句、5月5日は端午の節句、それぞれ1日遅れで大事なときに役に立たない事の意味

な行

は行
ハコベの花がとじると雨になる
気象現象を暗示した言葉
花泥棒に罪はなし
花を摘み取るか摘み取らないかは別として、綺麗に咲いている花を見かけるとついつい摘み取ってしまいたくなる。
花に嵐
せっかく花が咲いても、強い風が吹いて散ってしまうという事、物事にはとかく邪魔が入りやすいという意味。
花のかんばせ
花のように美しい顔
花のさきがけ
色々な花々の中にさきがけて咲く花のことです。主に梅をさして言う場合ば多いようです。
花の下より鼻の下
花を見るより食べる方が大切であるという意味です。
花は折りたし梢(こずえ)は高し
自分の思う様にならない事の例え
花は桜木人は武士
花の中では散りぎわがいさぎよい桜が最高であり、人の中では桜のようにいさぎよい武士が最高である。
と言う意味。
花は根に鳥は故巣に
花は木の根元に散ってこやしとなり、空を飛ぶ鳥も巣に帰る。命あるものはやがてそのものに帰る事の例え
花七日
何事につけ、盛りの時期はほんのわずかな時期である、ということ
花も実もある
見かけも内容もともにそなわっていると言う意味
花より団子
花を見るよりもだんごを食べる方がよいの意味で風流のわからないことや、名や形式よりも実質をたっとぶ事をいう
花を持たせる
相手に誉れを譲る事をいう

ま行
本木(幹)に勝るうら木無し
幹よりよい枝はないという意味だそうです。どんなに色々比べてみても初めに選んだ物がいい。と言う意味。主に夫婦の関係に用いられるようです。

や行
やはり野におけ蓮華草
蓮華草は野において見るのが一番美しい、ものは自然にのままにしておくのが最もよい、という意味
世の中は三日見ぬ間に桜かな
世の中の変化は激しくて三日見ない間に、桜の花が咲き、また散ってしまう。そのように何事も移り変わりが激しいものだという意味

ら行

わん



 

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