ネットショップ運営の極意

ネットショップ運営の極意

 

ネットショップの運営(実店舗でも)について少しでも役立つ情報を掲載してみたいと思います。すでに実践されていらっしゃる方も多いと思いますが。私自身が実践、経験した事や友人知人に聞いた事などを元に集約してあります。
お金をかければいくらでもビジネスの方法はありますが、以下はなるべく経費をおさえて利益をあげる方法やコストの削減方法、お金をかけずに使える便利なアイテム、情報などを紹介しています。必ず役に立つと思います。

(2007/3/31)
 配送業者の選択

配送業者と業者として契約すればその配送業者が公開している標準的な価格よりも配送料金が安くなります。
また、発送件数が年間300件以上とか500件以上とかになると、交渉によってはかなり配送料金が安くなるそうです。
まずは配送業者と契約して何十件か発送の実績を作ってから交渉してみてはいかがでしょう。

ゆうぱっく(郵政公社)
公開している配送料金はヤマト運輸をはじめとする他の企業よりも少し安いです。事業所(郵便局)も多く全国的にサービスも均一しています。発送が月に10件以下ならお薦めですし、10件以上やそれ以上の場合の契約による割引率も決まっているようです。但し国家公務員であったというプライドがあるのか少々のサイズオーバーによるおまけなど大多数の職員の融通はまだまだ効かないようです。

ヤマト運輸
全国的にサービスが均一している。民間企業初の日本全国を網羅する配送システム「宅急便」を完成させたというプライドがあるのか、我ら日の本一の配送業者と社内教育も徹底しているらしいです。契約すればメール便1通でも取りに来てくれます。各エリアの集荷の担当者が決まっており顔なじみになると微妙なサイズのものはおまけしてくれる事もあるそうです。但し割引きの交渉はなかなか難航するようです。要は発送数が多ければ強気で交渉できるという事でしょうか...

佐川急便 / 西濃運輸
都市部では問題ないようですが、地方ではまだまだ営業拠点が少ないせいもあり集荷の連絡をいれてもなかなか早く取りに来てくれないようです。2社ともヤマトを出し抜きたいのか契約後の割引きの交渉は以外とすんなりいくようです。

 梱包材の仕入れ

花や植物のようなデリケートな商品を遠方に送るのに紙袋に入れて送るなんて事は無理です。頑丈な梱包資材が必要になる事でしょう。現在ではネット販売のダンボール屋さんなど多数あり、ネットから注文すれば翌日に届くように手配してくれたりします。

箱職人のアースダンボール
オリジナル商品でフラワーデリバリーボックス 120サイズの鉢花、アレンジ用の箱が用意してあります。

 ネット銀行でスピーディーな取引

顧客からの入金の確認などはネット銀行が便利です。入金されたかどうかわざわざATMまで行って通帳記入する必要がありません。パソコンでも携帯でも確認ができ、その後の発送もスピーディーになります。
現在ではほとんどのネット銀行が口座維持手数料が無料となっています(一部条件付のサービスもあります)

ジャパンネット銀行
振り込み料金など手数料等も安く、その割にセキュリィティーの高いトークン、60秒ごとにパスワードの変わるワンタイムパスワードを使用していますので信頼性は高いです。

三菱東京UFJダイレクト
口座維持手数料無料、入出金無料。
現在持っている通帳をそのままネット化できます。本支店の窓口に直接行くか、ATMなどに置いてあるDIRECT申し込み用紙に必要事項を記入して郵送すれば完了です。但し、忙しい時期時間帯に窓口に行くと「DIRECT申し込み用紙に書いて郵送して下さい」と笑顔で言われてしまいますので、窓口で早く手続きしようと思っている方はその点ご注意下さい。

 売る為の工夫

高い理想をかかげ、ホームページでネットショップを出してもすぐに商品が売れるというものではありません。

「ホームページ出したけど、全然注文入らんな〜」 なんて方、沢山いると思います。
大抵の場合は、ホームページ内の商品やコンテンツの不足、ホームページ自体の告知不足が原因かと思われますが、ネットで商品を売るという事は、お店で売るよりも手間がかかるものです。店売りなら、商品を店頭に出して値札をつけておけばそれでよしですが、ネットで売るという事は、写真を撮ったりその商品の説明文を書いたり、お店で売るよりも手間がかかるのは間違いありません。

しかし手間を惜しんでいては先へ進めません、面倒な作業も慣れてしまえばどうって事はないはずですが、
ただ、その面倒な作業をしても売れなければどうしようもなく...ホームページをたたみ、「インターネットはやっぱりだめだな〜」
で終わってしまいます。

ではどうすればいいのでしょうか、何をすれば売れるのでしょうか

よく見かける宣伝で、お店の名前やブランドを先行させたりするやり方がありますが、いきなりそれをやってもダメです。高いお金をかけても無になります。それはお店自体が大きくなってある程度信用や知名度を勝ちとってからやる事です。

だから小さな無名に近いお店は商品を単体としてネットで直接売るしかないんです。

単体の商品をネットで売るとなると目的別に商品を買いに来るオークションが最適です。
ネット取引になれる為にもまずはオークションから入っていく事をお薦めします。

テレビなどでネットオークションは詐欺が蔓延しているように思われがちですが...
実際に私も出品料金や落札手数料金がかからないヤフーオークション創世記より自動車部品やパソコン部品をメインに取引をしておりますが、ほとんどの方が真面目ないい人ばかりです。100件取引して1件ぐらいはキャンセルになったりしますが、色んな人がいるから、その程度ならと思い割り切ってやっています。

月々一定料金のかかるストアとして出品する必要もなく、まずは個人としてマイペースで出品すればいいんです。

ヤフーオークション>花、園芸

しかし、普通の商品を高く出してはダメです。
普通の商品を普通に出してもダメです。
普通の商品を安く出す事はもっとダメです。

では、何をどのようにに売ったらいいの?

1、他で扱っていない珍しい商品を出来うる限り安く出す事です。
2、もしくは、普通の商品に付加価値を付けて出す事です。

1の他で扱っていない珍しい商品と言っても植物や花の場合、市場に出回るのは大体似たような商品ばかりだし...
そこは発想を転換して、生産者の温室を直接回ればいいんです。足を使って行動あるのみです。
必ず何か生産者が温室の片隅で趣味程度に作っているマニアックな植物があるはずです。
「かたつがわりーしこんただもん売りもんにならんでかんわ」っていう珍しいものがあるはずです。そういうものを少しづつでもわけてもらってきて出品べきです。世の中にはマニアと呼ばれる人達がゴマンといます。そういう人をターゲットにするんです。

2、普通の商品に付加価値を付けるって言ったってどうすればいいのか...
例えば、ゴスペラーズというグループの「ミモザ」という歌があります。
ゴスペラ―ズファンはミモザってどんな花って思うはずです。だから商品説明に、ゴスペラ―ズの歌にも歌われたミモザの花が咲く木ですと付け加えれば商品としての価値は上がります。ゴスペラ―ズファンは「ほすしぃ〜」と思うし、「あ〜あの有名な歌に出てくるミモザの花ってこんな綺麗な木に咲く花だったのね〜」ってガーデニング好きな奥さんなら庭に植えてみたいと思うはずです。

ちょっとした工夫で商品の価値は変化します。

オークション(競売)なので商品自体に価値があれば安く出しても入札が増え値段は上がっていくはずです。
但し出品前にはしっかりと市場調査を行い。常にアンテナを張り、今何が求められているのか自分の目で見極める必要があります。
その目玉になる商品がうまくいったら、あとはどうすべきかご自身で考えればいい事です。


ヤフーオークションをはじめるには利用登録が必要です。
利用登録すると商品の売り買いをしなくても、毎月410円かかります(カード引き落とし)
出品は0円、落札された場合は落札料金の5%の落札手数料(俗語でヤフー税と呼ばれています)及び消費税がかかります。
例えば、10000円の商品が落札された場合の経費は540円という事になり、経費はまとめて翌月末にカード引き落としとなります。
法人や個人事業主には、お得なオークション出店プランもあります。

(2014/6/1改定)
 独自ドメイン、レンタルサーバーで経費節減

独自ドメインは維持費が高いという印象があり、手を出すのを控えている方もあるかと思いますが、最近ではドメイン会社の価格競争により低価格化が実現しています。/com/net/org/info/biz などなら年間数百円で取得する事が可能です。自社サイトを出すなら断然独自ドメインにするべきです。現在価格の高いドメイン会社で取得していてもドメインの移管という手続きをすればドメイン会社を乗りかえる事も可能です。
例えば以下のバリュードメインならネームサーバーの変更も自分で自由に出来ますので、今使っているレンサバや安いレンサバに乗り換えても変更が利きます。ドメイン代わずか数百円プラス、レンサバ代数千円だけならホームページの年間の維持費はかなり節約出来ます。ドメイン代やレンタルサーバー代で年間数万円も支払う時代はもう終わっています。

経費ばかりかかってほとんど売上につながらないホームページの運営者さま、閉鎖する前に今一度考え直して下さい。当サイトの登録サイトでも毎年何十件も消えてゆくサイトがあります。非常に惜しい事です。

「継続は力」です。かかる経費を最小限に抑えてホームページを継続させてください。
ホームページは企業としての顔です。いつか必ず自らの力になる時が来るはずです。

ドメイン取得、移管
バリュードメイン 年間897円から(但し、更新すると翌年1000円ぐらいになる) 他のサービスにない変わったドメインも取得出来る

レンタルサーバー
さくらインターネット 月額129円、商用サイトOK、CGI SSI PHP 利用可、容量10GB 

年間のホームページの維持費の例
1年目 バリュードメイン 897円 さくらインターネット 1543円/年 新規事務手数料 1029円 合計 3469円
2年目 バリュードメイン 1000円ぐらい さくらインターネット 1543円/年  合計 2543円

(2014/6/1改定)
 ETCで経費の節減

どのような商売でも商品を仕入れるのに車は重要なアイテムです。
地方では仕入れに行くのに朝早く高速道路に乗って市場まで行くなんて事はよくある事だと思います。
また都市部では配達に込み合う地道でいくよりも高速道路を使うなんて事もよくあると思います。
ETCを車につければ時間帯によって割り引きがあるし、例え割り引き時間外でも通行料金によってマイレージがたまるので、使った分だけ後々割り引きされる事になり、とてもお徳です。その割引率は以前ありましたハイウェイカード50000円の購入で8000円の割引になるのと同じ率です(割引を受けるにはETCマイレージサービスに登録する必要があります)


割引の種類

※以前の割引から変更になっています

・平日朝夕割引 (100キロまで 6:00〜9:00、17:00〜20:00 最初の1回)
 5〜9回で 30%オフ
 10回以上で 50%オフ

・深夜割引 (0:00〜4:00 30%オフ)

・休日割引(地方部)普通車、軽自動車、自動二輪
 平成26年6月29日(日)まで 50%割引
 平成26年7月5日(土)以降 30%割引

※詳細は「ドラぷら」か「ETCマイレージサービス」にてご確認下さい。


ETC車載機(アンテナ分離型)をショップで買うとセットアップ料、取りつけ工賃等含めると20000円以上はかかります。楽天やヤフオクで購入すればセットアップ料、送料など込みで、5000円〜7000円が相場(一流メーカーの、半年オチ程度の商品なら)です。
但し自分で取りつけなければなりませんが、ETCは電源だけ必要なだけなので、配線がよく分らないなんて場合は電源部分をちょっといじくってシガーライタープラグの差込みから電源をとればOKです。また、ヤフオクでETC取りつけサービスなんかも3000円程度で出している店もありますので探してみるとよいかもしれません。

楽天>ETC車載機

(2014/6/1改定)

 

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